絵本の活用「金のタマゴを産むガチョウ」

今回の絵本は『金のたまごを産むガチョウ』です。
金のたまごを産むガチョウを手に入れた貧しい農夫は豊かな生活になります。
しかし、1日1個のたまごよりも、もっと1度に多くの金を手に入れようと、ガチョウのお腹を裂いて手にしようとしましたが、金はなく、ガチョウは死んでしまいました。  
『金のたまご』という言葉。
稀な才能を表現する時、逸材などを表現するときに耳にすることがあります。
その金のたまごが毎日1個ずつなんて、奇跡ですよね✨
このお話、その奇跡を手に入れているのに、まだなお、欲を満たそうとして、1日1個の金のたまごもガチョウも失ってしまう、強欲が身を滅ぼすという教訓のあるお話です。
私がぜひお子さんと考えてもらいたいのは
農夫が金のたまごを産むガチョウをどう思っていたか、です。 
金のたまごを産むガチョウを手に入れて農夫は生活を含めて変わりました。
もしもガチョウに感謝していたら、お腹を裂いたでしょうか?
日頃、周りの人に感謝の気持ちを持って過ごせているか、考えさせられます。
そして、もう一つ考えてもらいたいのは
今の生活に幸せを感じれているか?です。
どんなに周りから見て恵まれていても不満ばかり口にする人がいます。
逆に生活に困ってそうでも笑って暮らしてる人もいます。
世界に目を向けると、飢えに苦しんでいる人がいます。
学校に行けない子ども達もいます。
不満を口にしたらダメだと心から感じます。
子ども達には、周りに感謝の気持ちを持ち、幸せに目を向けていれるように成長してほしいですね。