絵本の活用「オオカミがきた」

今日の絵本は
『オオカミが来た』です。
オオカミが来たと嘘をついて慌てて出てくる人を見て笑っていた羊飼いの少年。
本当にオオカミが来た時に叫んでも誰にも信じてもらえず大切な羊達が犠牲になりました。
さて、
羊飼いはいつも嘘をついてばかりだったことから信じてもらえなかったのですが、何か信じてもらえるような伝え方はなかったのでしょうか?
これが嘘なら罰を受けます❗️助けてください‼️
とか、
大切な食糧のことを叫んでみたり。
また、
騙されていたからまた嘘だろうと考えた人たちにも注目してみると、
もしかすると人々の命に関わることだったとしたらどうだったでしょうか。
火事だと避難が必要ですよね。
いつもと同じではない可能性がある、だから確かめる、と考えていたら、危険を回避出来るかもしれません。
最後に、
嘘について、です。
まだ小さいお子さんには難しいと思いますが、いつかは考えてみてほしいこと。
人を傷つける嘘、誤魔化したり隠したりで後から傷つけてしまう嘘もあります。
しかし、
嘘は絶対ダメかというと、
優しさの嘘もありますよね。
本当は大変だったけど、大変じゃなかったよ、と相手を気遣ってだったり、
すごく待ったけど、そんなに待ってないよ、とか、お店にいたからあっという間だったよ、とか。
傷つける正直もあるということも知ってもらいたいし、
いろいろな嘘を考えてもらいたいと思います✨😌✨