絵本の活用「青い鳥」

今回の絵本は
『青い鳥』です。
クリスマス前の夜。
チルチルとミチルは娘が病気だという魔法使いに頼まれて
幸せの青い鳥を探しに出かけます。
おじいさんおばぁさんのいる『思い出の国』など巡りますが、青い鳥を見つけても連れ帰ることが出来ません。
「起きて!クリスマスの朝よ!」
お母さんの声で目覚めた2人は部屋の中に青い鳥を見つけたのでした。
それぞれの国で見つけた青い鳥はなぜ連れて帰れなかったのか。
答えははっきりとわかるように書かれてないからこそ考えてみることが大切だと感じました。
私は、
それぞれの国にいる青い鳥は、そこで生きる鳥だからだと思います。
例えば、
おじいさんとおばぁさんと過ごした幸せな時に青い鳥はいた。
しかし、それは思い出の中で、今のことではありません。
これからの幸せではないのに過去の中にばかりいては前に進めないままになります。
そして、もう一つ。
2人にとって必要ではない青い鳥もいたのではないでしょうか。
本当に必要でないものまで欲しがる欲の深い争いが現実でも起こっています。
自分もこの本に触れたこの機会によく考えてみようと思います。
そして、
最後に2人はクリスマスの朝に自分の家で青い鳥を見つけるのです。
幸せは近くにある。
幸せを感じられないままどこかを探し続けてたとえ見つけても、幸せを感じることは出来ないでしょう。
ぜひお子さんと、今幸せだー、とか、嬉しい!とか、楽しいと思うことをたくさん出してみてください。