絵本の活用「わらしべ長者」

今回の絵本は
『わらしべ長者』です。
ある男が観音様にお金持ちになりたいと願います。
そこで今から最初に手にしたものを持っているようにお告げがあり、男はわらしべを手に入れます。
わらしべはみかんになり、反物になり、馬になり、やがて大きな屋敷と土地を手に入れ、見事にお金持ちになったのでした。
観音様のお力があったとしても。
このお話はそれだけではないのではないでしょうか?
男はわらしべを楽しそうな道具に変えたし、困っている人に自分の持っているものを渡している場面があります。
それがどうしても欲しいと思う人に渡しているからこそ、それより良い物に変えれたと考えられないでしょうか?
働くということは、お金を払ってでもそれが欲しいということだと考えてみれば、将来、仕事を始めた時に役立つ学びになると私は考えました。